佐藤公威

「この経験を今後のセカンドキャリアに活かして、精進していきたい」

新潟アルビレックスBBは今日、佐藤公威が現役を引退することを発表した。

38歳の佐藤は、新潟県長岡市出身のシューティングガード。2005年に新潟でプロキャリアをスタートし、その後、大分ヒートデビルズで3シーズンプレーして、2011-12シーズンから再び新潟で6シーズンをプレーした。Bリーグ2年目の2017-18シーズンからの3シーズンは島根スサノオマジックでプレーし、昨シーズン、3度目となる新潟復帰を果たした。キャリア17シーズンのうち11シーズンを新潟でプレーしたことになる。今シーズンは出場した45試合のうち20試合で先発を務め、平均プレータイム16.9分で3.6得点、1.2リバウンド、1.1アシストを記録し、ベテランとしてコート内外でチームを引っ張っていた。

佐藤はクラブを通じて「この度、今シーズンをもって引退する事になりました。この引退に伴い、新潟アルビレックスBB、大分ヒートデビルズ、島根スサノオマジック、そして、チームに携わる方々、関係各所の方々、本当に今までありがとうございました」とコメントを発表し、こう続けている。

「20歳でプロの世界に入り、初日の練習からとてもハードでここで本当にやっていけるのか不安になったことを今でも覚えています。この歳までプレー出来たのも、あの時の経験がとても支えになっていますし、今までお世話になった方々のお陰です。自分の力ではなく、皆様に支えられて来れたからなのだと今になって実感しております。本当にありがとうございました。応援、支援して頂いた方々には期待に応えられなく本当に申し訳ありませんでした。ですが、この18年間で沢山のことを学ばさせて頂きました。この経験を今後のセカンドキャリアに活かして、精進していきたいと思います」

「今まで応援して頂き、最高なバスケットボール人生でとても幸せでした。本当にありがとうございました」